「理学療法士」を辞めたいと思っている人が続けるべきか転職すべきかの判断基準と対処法!

理学療法士

こんにちは。現役理学療法士のトリオです。

理学療法士って働いていて

残業代も出ないのに残業が多い

休みが少ない

人間関係が悪い

などと感じることはないでしょうか?

 

転職しようか。いや何年か働いてみないと分からないこともあるしなー、などとだらだらと考えていました。

 

今、転職したほうがいいのか迷っている方は一回この記事を読んでみてください。転職を決意し、それを実行したトリオが

「今の職場を変えた方が良いのか」

または

「理学療法士自体を辞めて違う職種に転職した方が良いのか」


その判断基準について私の経験談も交えてお伝えしていきたいと思います

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理学療法士を辞めたいと思う理由

 

仕事を辞めたいと感じる時は、何かしらの不満や悩みを抱えていると思います。新人理学療法士が辞めたいと感じる理由として次のようなことが多いようです。

給料が安い

理学療法士は医療職ですが年収は意外と低いです。

 

平均年収は約366万円とされています。(厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査より)

 

就職する場所によっても月収にはばらつきがありますが手取り23〜25万円前後です。

 

一般的なサラリーマンの平均年収は約440万円前後と言われているため、大学や社会人から理学療法士になった人にとっては少ないと感じる金額です。

 

また仕事量から考えると少ないと感じる方は多いと思います。仕事量については以下の通りです。

仕事量・残業が多い

理学療法士の仕事は患者様に理学療法を提供するだけではありません。

  • 毎日のリハビリ業務記録の作成
  • 担当患者様のリハビリ計画書の作成
  • 退院時指導書の作成
  • 他職種とのカンファレンスへの参加
  • リハビリ部のみのミーティングへの参加
  • 実習生の指導
  • ○○委員会などの会議への参加

などなど。とにかく雑務が多いです

 

人間関係

新人理学療法士は慣れていない仕事内容で先輩や上司から叱られることも多いため、萎縮してしまいしまいます。萎縮してしまうと質問することさえ億劫になりますよね。

 

萎縮してしまい質問しづらくなり、ミスが増え、また叱られるといった悪循環になります。こうなったらもう最悪です。

 

やっぱり人間関係って大事ですよね。

理学療法士に向いている人、向いていない人の特徴

理学療法士は患者様一人ひとりの身体能力や生活環境などを理解し、それぞれのゴールに向けて適切なリハビリ計画を立て訓練を実施します。

 

そのため、理学療法士とは「向き・不向き」がある仕事と言えます。

 

どういう人が理学療法士に向いていて、どういう人が理学療法士に向いていないのか考えていきましょう。

理学療法士に向いている人

理学療法士に向いている人の特徴や性格は以下になります。

コミュニケーション能力が高い人

理学療法士は患者様とのコミュニケーションを取るだけではなく、医師や看護師、介護福祉士、ソーシャルワーカー等、患者様と関係する様々な職種の方と情報を共有し連携していかなければなりません。

 

この職種の人とはあまり話しないけどこっちの職種の人とは仲いいのでけっこう話をする、ということがあるようでは仕事にならないですよね。

トリオ
トリオ

実際私の職場でもコミュニケーション能力が高く、誰にでも話しかけることができる人多いです。なのでスタッフルームはけっこうにぎやかです。

また、リハビリの対象となる人は子どもから高齢者まで年齢層は広く、抱えている問題も一人ひとり違います。そのため常に患者様の視点に立ち、患者様や家族の方と積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を築いていくことがとても重要となります

 

このことから、誰とでも仲良くなれる人や普段からコミュニケーションを積極的に取れる人は理学療法士に向いていると言えます。

ポジティブな性格の人

リハビリを行う患者様は、病気や怪我など様々なかたちで障がいを抱えることになり、精神面の回復が追いついていない方もいます。そのため、リハビリに対して消極的になってしまったり、思うように動かない自分の身体とリハビリがうまく進んでいかないことに苛立ちを抱いてしまいます。

 

このような時、理学療法士に求められるのは共感し明るく前向きに患者様と向き合い、リハビリに対するモチベーションを上げる声かけを行うことです。

トリオ
トリオ

自分で担当患者様をもたせてもらうようになると分かりますが、理学療法士の声かけで患者様のモチベーションは変わります。自分が担当患者様のリハビリをするときは、熱心に取り組んでもらえるのに自分が休みの時に代わりの理学療法士の人にリハビリをお願いするとモチベーションが低い方はけっこういます。

いつも前向きで、苦しい場面でもポジティブに取り組める人は理学療法士に向いていると言えますね。

体力には自身がある人

理学療法士は患者様に対して運動療法を行います。そのため正しい場所に適切に力を加えたり、病室からリハビリ室へ連れ出すためにベッドから車椅子へ移動させたりします。

 

その時にバランスを崩すようなことがあるととても危険であり、理学療法士も適切なタイミングで力を発揮できないと腰痛の原因にもなります

 

患者様を不安にさせないよう、理学療法士には相応の体力が必要と言えます。

トリオ
トリオ

ちなみにトリオは体力をつけるために趣味でフットサルをしたり、あとたまに夜ランニングをしたりしています。体を動かしていると悩んでいたことも忘れられるし、とってもおすすめですよ。

身体の機能や構造を学び治療を行いたい人

理学療法士は患者様の求めるものだけではなく、何ができるのかを見極めながら、その方の持っている身体能力を最大限に生かしてリハビリを提供しないといけないです。日々進歩していく医学や治療技術を学ぶためには身体の機能や構造をしっかり学び、治療技術を身につけいていくことが大切です。

 

そのためには養成学校で学ぶ、解剖学・生理学・運動学この3つがとても重要ですよ。学んだ知識・技術を提供し、患者様が笑顔になっていただくために日々の勉強は欠かすことはできないといえるでしょう。

トリオ
トリオ

ちなみにトリオは今、AKAという治療手技の勉強会に参加しています。リハビリを提供していて腰痛の訴える方はとても多いです。AKAという治療手技は腰痛に対する効果が期待できるためとっても勉強になります。他にも理学療法士が提供しているYouTubeをみながら勉強していますよ。

 

日々の業務をこなしながら、休日に研修会や勉強会に参加し治療技術を学び、それを患者様に提供する。 それが理学療法士の醍醐味であり、やりがいでもあるので、勉強のためなら休日も惜しくないという方は理学療法士に向いていると言えます

理学療法士に向いていない人

理学療法士に向いていない人の特徴や性格は以下になります。

 

人と接することが苦手な人

理学療法士は患者様や他職種の方とコミュニケーションをとる時間が非常に長くなります。

 

単純に人と接することが苦手な方は、理学療法士の仕事をしているとストレスに感じてしまうかもしれないのでおすすめできません

勉強が嫌いな人

理学療法士はより良い治療技術が求められるし、患者様によって症状や抱えている問題も違うため、日々勉強しなくてはなりません。

 

やっぱり経験数も影響するので上司が行うリハビリと、一年目の理学療法士が行うリハビリの効果には差があります。その差を埋めるためには勉強するしかないのです。様々な患者様に対応するため、理学療法士は休日や休憩時間には論文を読んだり、研修会に参加したりと意識が高い方が多いです。

 

理学療法士は生涯学習の仕事と言われる職種であり、働き始めても勉強を続けることに自信がないという人はこの仕事には向いてないのかもしれません

自分のペースで仕事がしたい人

理学療法士は医師からの指示によりリハビリを行い、看護師に患者様の体調を確認しリハビリを進めていきます。

 

患者様の容体によってはリハビリ中も血圧測定、血中酸素濃度の測定をこまめに行って欲しいという指示も受けます。

 

自分で「今日はこの訓練まで行いたい」という気持ちを患者様に無理に押し付けてしまうと、かえって状態を悪化させてしまう場合があるため患者様のペースに合わせることがとても重要です。

 

理学療法士には協調性が必要なので、自分で仕事のスケジュールを管理したい人や、他人に自分のペースを乱されるのが嫌な人は理学療法士に向いていないと言えます

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理学療法士を辞めたいのか、今の職場を辞めたいのか

今理学療法士を辞めたいと思っている方は一回落ち着いて考えてみましょう。新人理学療法士が抱える不満や悩みは、自分に適応していない職場や仕事内容からくるものが多く、職場を変えることで解消されることがほとんどだと思います

 

今抱えている悩みや不満は理学療法士を辞めることでしか解消できませんか?

 

職場だけ変われば解消されるのか、それとも理学療法士自体を辞めなければ解消されないのかもう一度確認してみましょう。休日にゆっくり一人で考えるのもいいし、養成校の時の同級生や理学療法士の友人に相談するのもおすすめです。

 

トリオ
トリオ

トリオの場合は奥さんとよく話し合いました。この先のことを見据えた上で職場を変えた方がいいと判断し転職しました。

理学療法士は続けて職場だけを変わるときの転職ポイント

転職をする場合、いろいろと不安が出てくると思います。

 

ここでは理学療法士は続けて職場だけを変わるときのポイントを紹介します。

転職時期

転職に適した時期は3月末、8月、1月です

 

3月末は4月1日から年度の切れ目で一番キリが良いと思います。また心機一転、心をリセットした状態で働くことができるため適している時期だと言えますよ。

 

あと8月と1月での退職はボーナス(賞与)がもらえるので、もらってから辞めた方が損が少ないです。

トリオ
トリオ

ちなみに私は3月末に退職し4月1日から新しい職場で働きました。あと3月末で辞める場合はそれまでに有給を消化して辞めることをおすすめします。有給を残して辞めるともったいないので消化できる職場の場合は消化しておきましょう。

給与、手当、福利厚生

給与については求人を探す上で重要となるので必ず確認するようにしましょう。理学療法士の給料は資格手当がつく職場が多いです。

 

給与の総支給額は基本給+資格手当です。この基本給が少なく資格手当が多い場合、月々の給与は増えるかもしれませんが、ボーナスは他の職場よりも少ないと感じるかもしれません。

 

なぜならボーナスは「基本給×何倍」でもらえるので基本給が少ないとボーナスも減るのでよく確認してみてください。

 

また、扶養手当、住宅手当などの有無によっても年収は変わるので、給与以外の待遇面についても確認しておきましょう

残業の有無や有給の取りやすさ

求人募集の要項には勤務時間や休日日数、残業の有無が記載されています。

 

残業がある場合、平均的な残業時間が記載されていますが、実際の状況を確認することをオススメします。要項には残業無しと書かれていても実際しているところも中にはあります。

 

あと有給を取得しやすいか確認しておくことも大切なので忘れずに!職場を見学させてもらった時に直接聞いてみるのも良いですし、実際にその職場で働いている先輩や知人から情報をもらうことができるのであれば一番確実ですね。

トリオ
トリオ

トリオの場合、新しい職場に知人はいなかったので一回見学させてもらいに行きました。そこで残業の有無や有給の取得率、業務内容などをしっかり聞いてきました。実際に質問して確かめるということが転職を失敗しないためにとっても重要なことなので是非参考にしてください。

リハビリ対象の疾患、分野は自分の方向性と合っているか

「呼吸器や心臓など内部障害のリハビリを行いたいと思っていたのに、転職先の病院は内部障害とは関係ない整形や脳血管障害の患者様ばかりだった」という風に、自分が望む方向性と異なった方に転職してしまうと、仕事を長く続けることが難しくなります。

 

職場のホームページをみたり、職場を見学させてもらったりして、事前にリハビリ対象となる疾患や関わる分野についてしっかりチェックしておくことが大切です

理学療法士から異業種へ転職する時のポイント

理学療法士から一般企業へ転職する場合のポイントを紹介したいと思います。

経験を活かせる職業への転職

理学療法士を辞めて異業種への転職を考えている方は、できれば理学療法士の資格を活かした仕事につきたいと考えるのではないでしょうか。

 

理学療法士の高いコミュニケーションスキルや、他職種と連携して仕事を行う協調性、患者様の体調を確認しながらリハビリを行うリスク管理能力、これらの能力はどんな仕事でも活かせる理学療法士のストロングポイントです

 

理学療法士の資格を活かした仕事の例として、以下のようなものがあります。

  • 人材コーディネーター
  • 医療・福祉機器の営業
  • 介護施設の施設長
  • 整体院を開業 など

これらの職業は募集要項に「理学療法士の有資格者を優遇」と書いてあるものが多いです。

 

整体院の開業は理学療法士としては開業できません。理学療法士は医師の指示のもと理学療法を提供できるため、開業権は持っていません。

 

なので「理学療法士」や「理学療法」という文言は使用せず、理学療法士になって勉強した知識を生かして整体院を開業することは可能です。

 

理学療法士の求人の探し方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください

異業種への転職は早めを心がける

理学療法士から営業職、製造業など全くの異業種への転職は若さが一番の武器になりますよ。理学療法士を何十年経験していても異業種へ転職すれば一年目の未経験者として扱われます。企業からすると未経験者は一から育てる必要性があるため、若い人材を求めている傾向にあるみたいです。

 

業界によっては「30代以降は経験者のみの採用とする」などのルールが定められている場合もあるため、異業種への転職は若いうちに行動することをオススメします。

まとめ

理学療法士は続けて職場だけを変わる時のポイントは

  • 転職時期は3月末、8月、1月がおすすめ
  • 転職先の給与、福利厚生、残業の有無などは実際に見学させてもらい質問する
  • 転職先のリハビリ分野は自分の方向性と合っているか確認する

理学療法士から異業種へ転職するときのポイントは

  • 理学療法士の経験を生かした職場への転職は「理学療法士の有資格者を優遇」と書いているのがおすすめ
  • 異業種への転職は若さが武器になるので早めの転職を心がける

 

今回は理学療法士を辞めたいと思っている方に、職場を変えた方がいいのか、異業種に転職した方がいいのか、そのポイントも含めて考えてみました。一番大切なのは自分が望む未来を明確にすることです

 

自分が何を一番優先させたら良いのか分からない方もいると思います。そんな方は、今後自分がどんな働き方をしていきたいのか、自分のなりたい姿を明確にしてみてください。

 

「理学療法士にこだわらずにもっと高い給料を貰いながら働きたい」

「理学療法士を続けて、もっと自分や家族の時間を取れる職場で働きたい」

 

このように自分のなりたい姿が明確であれば、そのためにどんな職場に転職すればいいのか具体的に見えてくると思います。

 

私も実際、今の就職先に転職して休みも給与も増えたので家族の時間がたくさんとれるようになりました。増えた時間を有効活用してこのブログも作成しています。

 

転職したいと思ったら自分の未来を明確にして、悩むよりもまずは行動してみてください。

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