こんにちは!ゆかりのワンピース考察チャンネルへようこそ!
今回は「1036話について」考察していきたいと思います。
前回の1035話で描かれたゾロvsキングですが、今回の1036話はその決着が着くところから始まり、その後は鬼ヶ島の各地の様子が点々と描かれていました。
今回はその中から、雷ぞうvs福ロクジュの勝負の行方、CP0の意味深な発言、そしてジョイボーイについて考察していきます。
読むのが苦手な方はこの考察を動画にまとめていますので、こちらからどうぞ!
https://youtu.be/J0nvKFjmQWc
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雷ぞうvs福ロクジュの勝負の行方
引用元:尾田栄一郎.集英社
1009話にて始まった雷ぞうvs福ロクジュ。既に大看板までもが全滅し、残る敵はカイドウ、ビッグ・マム、オロチ、そして福ロクジュとなっています。
長らくお預けされていた雷ぞうvs福ロクジュ。今回の1036話でようやく続きが描かれましたが、お互いが「金縛り」の術にかかり身動きがとれないといった状況です。
引用元:尾田栄一郎.集英社
しかし、身動きの取れない雷ぞうに炎が燃え移っており、福ロクジュが「運が悪かったな!お前に先に引火した。
お前の死でこちらの術は解ける!」と言っていることから、雷ぞうが負けてしまう可能性が高くなっています。
ではこの先、雷ぞうvs福ロクジュの勝負の行方はどうなるのでしょうか。私は「決着はつかず、福ロクジュが味方に寝返る」という展開になると予想します。
引用元:尾田栄一郎.集英社
というのも、第1022話での福ロクジュの台詞「我々は時の将軍に仕え全うする忍!」。
この台詞通り、かつて光月おでんに仕えていた福ロクジュは、将軍がオロチへと変わると同時にオロチに仕えるようになりました。このことから、福ロクジュは「誰であろうとその時の将軍に仕える」ことを信念にしていることが分かります。
引用元:尾田栄一郎.集英社
それと同じく、1022話の雷ぞうの台詞「今日!オロチカイドウという夜が終わり、煌々と太陽が昇るのだ!モモの助様という将軍を得てな!」。
つまり、鬼ヶ島の戦いがルフィたちの勝利に終わった時、将軍の座はオロチからモモの助へと変わるため、福ロクジュは新しい将軍モモの助に仕えることになるのだと考えられます。
それを他の侍たちが受け入れるかどうかは別問題ですが、福ロクジュの信念から考えると、その可能性は高いといえるのです。
CP0の意味深な発言
引用元:尾田栄一郎.集英社
ロビンの拿捕に動いているマスクをつけたCP0の二人。
今回彼らが最後に非常に意味深な言葉を残しました。それが「ここが人類の限界じゃねえか?」という言葉。そしてその背景には、屋上にて激闘を繰り広げるルフィとカイドウが描かれていました。
このCP0の台詞は、何を意味しているのでしょうか。それは、世界政府がカイドウを超える人工生物を生み出すことに成功していることを意味しているのではないでしょうか。
引用元:尾田栄一郎.集英社
というのも、前回の第1035話にてキングとカイドウが世界政府の研究施設パンクハザードに捕らわれていたことが判明しましたが、その時カイドウとルナーリア族の血統因子が抽出されていたと考えられるからです。
実際、モモの助が食べた人工悪魔の実の失敗作、あれはカイドウの血統因子からつくられたものでした。となると、現在もカイドウの血統因子が研究に使用されている可能性は非常に高く、また、同時に捕らわれていたキング、つまりルナーリア族の血統因子も研究に使用されている可能性が高いといえるのです。
引用元:尾田栄一郎.集英社
そして海軍特殊科学班「SSG」。
世界の勢力図を大きく変えると期待されているため相当な戦力が予想されるのですが、これこそがカイドウとルナーリア族の血統因子を応用したパシフィスタ集団なのではないかと考えられるのです。
仮にこの仮説が正しいとすると、今回のCP0の発言「ここが人類の限界じゃねえか?」。
これは、カイドウvsルフィはあくまで人類同士の戦いであり、この先にはカイドウよりもはるかに強い人工生物=パシフィスタ軍団SSGが立ちはだかる。そんな意味が込められていると考えられるのです。
引用元:尾田栄一郎.集英社
「最強の生物」ともいわれるカイドウ。
あらゆる環境下で生存できるルナーリア族。そんなカイドウとルナーリア族の血統因子によってつくられた最強の人工生物が存在するとしたら、今後ルフィたちの前に大きな壁となって立ちはだかることが予想されます。
ジョイボーイとルナーリア族の関係
引用元:尾田栄一郎.集英社
今回の一番の謎は、カイドウの台詞「まだそう思ってんのか?キング。おれがジョイボーイだと。おれの作ろうとする世界はお前の望む世界か!?」。
キングはカイドウのことをジョイボーイだと思っていたようです。そしてキングの発言「伝説は伝説だ」。この2人の会話から、ジョイボーイは「ルナーリア族が望む世界に変えてくれる伝説の人物」、そう考えることができます。
引用元:尾田栄一郎.集英社
さらに、ジョイボーイはいつかワノ国にやってくると言われており、その先には世界がひっくり返る「世界の夜明け」が待っていると考えられることから、ルナーリア族の望む世界=ジョイボーイが巻き起こす「世界の夜明け」=世界がひっくり返ることであると考えることができます。
引用元:尾田栄一郎.集英社
また、ジョイボーイは800年前に当時の人魚姫と何やら約束をしたが守ることができませんでした。
魚人が差別されてきた歴史があること、そして現在もその差別は残っており、魚人族の夢は地上で暮らすことであること。
このことを考えると、ジョイボーイと人魚姫の約束は、この魚人差別に関係している可能性が高いのです。
引用元:尾田栄一郎.集英社
そしてルナーリア族も同じように差別や迫害を受けた歴史があると思われます。というのも、「あらゆる環境下で生存できる怪物」と言われながらも絶滅してしまったこと。
そしてキングが世界政府の研究施設に捕らわれていたこと。この2点から、ルナーリア族は世界政府によって滅ぼされた可能性が高いといえるからです。
つまり、自分たちを迫害した世界政府を倒してくれる=世界をひっくり返してくれるジョイボーイがいつか現れる。
そんな伝説がルナーリア族の間にあったのではないでしょうか。
引用元:尾田栄一郎.集英社
最後に第1016話のカイドウの台詞「おれはここがワノ国だから居座ってんだよ」。
ワノ国にはいつかジョイボーイが現れると言われています。カイドウがワノ国に居座る理由は、いつか現れるジョイボーイを待っているのかもしれません。
以上「1036話について」の考察でした。
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