こんにちは!ゆかりのワンピース考察部屋へようこそ!
今回は「1038話について」考察していきたいと思います。
前回1037話のルフィvsカイドウ、そして衝撃的なラストから一転、そのタイトル通り
キッド&ローvsビッグ・マムが描かれました。
また、雷ぞうvs福ロクジュ、武器庫の爆発を止めるヤマト、死神に襲われるゾロなど
鬼ヶ島各地の様々な状況も描かれました。
そんな1038話の中で、今回は、扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」のニジ&ヨンジ、ゾロの前に現れた死神、キッドの意味深なセリフ「今はなぜか別の目的に動かされてる気がする」という、それぞれの謎について考察していきます。
読むのが苦手な方は動画にまとめていますので、こちらからどうぞ!!https://youtu.be/wK_I21MPLJc
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ジェルマ66の動向
第1036話から始まった短期集中表紙連載第25弾、「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」。
麦わらの一味の、ホールケーキアイランド脱出を手助けしてくれたジェルマ66ですが、どうやらその後、無事にホールケーキアイランドを脱出することに成功したようです。
そして前回1037話の表紙では、「ためいきのジャッジ」というタイトルで、ジャッジ・レイジュ・イチジの3人が同じ方向を眺めていましたが、そこにはニジとヨンジ2人の姿がありませんでした。
しかし今回の扉絵で2人の行方が明らかになりました。
扉絵タイトルは「カカオ島ショコラタウンに捕まるニジ&ヨンジ」、なんと2人は脱出に失敗し、モンドールの能力によって本の中に閉じ込められてしまっていました。
今後ニジとヨンジはどうなるのでしょうか。可能性としては2つ考えられます。
1つ目の可能性は、ジャッジ達が助けに戻るという可能性です。
しかし、命からがら逃げだしたホールケーキアイランドに戻り、3人で救出するというのはあまりにも無謀だと思われます。
そこでもう1つの可能性、シャーロット・プリンが味方してくれるという可能性です。
プリンは3つ目族とのハーフであり、そのせいで昔から化け物といじめられてきました。
またビッグ・マムからは演技力の高さを評価され、「操り人形」と言われてきました。
そんなプリンの心を救ったのがサンジであり、その後はサンジや麦わらの一味に協力する描写が描かれていました。
そして今回、ニジとヨンジが捕まっているのは、カカオ島のショコラタウン、プリンがオーナーを務めるお店、カラメルがある場所です。
つまり、ニジとヨンジが捕まっている場所には、プリンがいる可能性が非常に高いのです。
そして大好きなサンジの兄弟が捕まっているとなれば、プリンが助けに動くことは十分に考えられます。
またプリンはメモメモの実の能力者であり、他人の記憶を自在に操作できるため、周囲の人の記憶を操作し、ニジとヨンジを捕まえたという事実を消すことも可能ですよね。
絶望的なニジとヨンジですが、プリンの協力で無事脱出することができ、ジャッジ達と合流することができるのではないでしょうか。
ゾロの前に現れた死神
話は変わり、キングを撃破したゾロの様子が描かれたのですが、なんと鎌を振り上げた大きな死神に襲われています。
忘れられがちですが、ゾロはキングとの戦い前、カイドウ&ビッグ・マムとの戦いによって
全身の骨という骨が骨折し、動けないほどの重傷を負っていました。
そんなゾロに使われたのがミンク族に伝わる超回復の薬です。この薬のおかげでゾロは完全に復活してキングを倒したわけですが、後で倍の苦しみが襲うという副作用がありましたよね。
そしてキングとの戦いが終わった今、体が動かないゾロの目の前に鎌を振り上げた巨大な死神が現れ、今にも振り下ろそうとしています。
この突如現れた死神ですが、その正体は一体なんなのでしょうか。
またゾロはどうなってしまうのでしょうか。考えられる可能性は全部で3つあります。
①薬の副作用によって現れた本物の死神である可能性
②閻魔に関係している可能性
③実は助けに来たブルックの可能性
それでは1つずつ見ていきましょう。
1つ目の「薬の副作用によって現れた本物の死神である可能性」について
死神が描かれる直前、チョッパーがゾロの副作用や容態を心配していることからも、この死神が副作用によって現れたものである可能性は、十分に考えられます。
この場合、ゾロのめの前に現れた死神は本物の死神である、つまりワンピースの世界には死神が実在するということになります。
そして今にも死神に殺されそうなゾロを助けるのは、ブルックなのではないでしょうか。
死神という言葉から真っ先に連想できるのはブルックですよね。
つまり、ブルックが死神を倒すことで、ゾロを助けるのではないでしょうか。
ブルックは50年前に一度死んでおり、「ヨミヨミの実の能力で黄泉の国に行った」と明言しています。
黄泉の国だけでなく死神まで実在するとなると、今後のストーリー展開において、非常に重要な鍵になるかもしれません。
2つ目の「閻魔に関係している可能性について」
死神は冥府における魂の管理者であるといわれていますが、冥府という言葉からは、地獄を連想することができますよね。
そして地獄といえば閻魔です。閻魔はかつておでんが使っていた刀であり、天狗山飛徹によってゾロの手に渡りました。
閻魔の切れ味は確かなものですが、持ち主から大量の覇気を吸い取り続けるという刀です。
ゾロも戦いの最中、閻魔に振り回されるシーンがたくさんありましたよね。
そんな閻魔を従えることで、本物の持ち主になることができるわけですが、ゾロはキングとの戦いの中で、徐々に閻魔を従えていきました。
そして今目の前に現れた死神こそが、地獄の大王閻魔の化身であり、ゾロに課された最後の試練だと考えることができます。
この最後の試練を突破したとき、閻魔はゾロのことを持ち主だと認めるのではないでしょうか。また天狗山飛徹の台詞、「閻魔はまだ黒刀にはなっておらぬ」。
閻魔がゾロを認めた時、つまりゾロが閻魔を完全に従えた時、閻魔は黒刀になるのかもしれません。
3つ目の「実は助けに来たブルックである可能性について」
先程も触れたように、死神と聞いて真っ先に思い浮かぶのはブルックです。
そして2コマ目に描かれた死神の顔ですが、ブルックにそっくりですよね。
つまり、死神の変装をしたブルックがゾロを助けに来た、そんな可能性が考えられるのです。
拍子抜けしてしまうような展開ですが、ブルックはホールケーキアイランドでは大量のルフィに変装したり、ワノ国では妖怪ガシャドクロに変装したり、様々な変装をしてきました。
そんなブルックが死神の変装をしている可能性は否定できません。
仮にブルックだった場合、ゾロは無事チョッパーのもとに搬送され、治療を受けることができるでしょう。
以上3つの可能性をみてきましたが、個人的に一番熱い展開は、2つ目の閻魔の可能性です。
「黒刀に成る」という伏線も、回収してくれるのではないかと期待ができます。
キッドの意味深なセリフ
最後に描かれたキッド&ローvsビッグ・マムですが、キッドとローは、屋上に向かおうとするビッグ・マムに対し、「屋上へは死んでも行かせねェ」と宣言しています。
その宣言通り、ビッグ・マムを屋上に行かせないよう攻撃を仕掛けますが、「おれの首がよっぽど欲しいらしいな、ガキ共」というビッグ・マムの台詞に対する、キッドの返答が非常に意味深なのです。
それは「今はなぜか別の目的に動かされてる気がする」。
キッドは野心溢れる性格であり、第1013話にてビッグ・マムと対峙した時も、「こいつはおれの獲物だ」と言っていました。
しかし、そんなキッドが、今はビッグ・マムの首をとることよりも大事な、何か別の目的がある、そう言ったのです。
この「別の目的」とは、おそらくビッグ・マムを屋上に行かせない=ルフィの邪魔をしないことだと思われますが、あの野心溢れるキッドがルフィを認め、打倒カイドウをルフィに託している、そんな意味合いを感じますよね。
これまで何度もいがみ合ってきたルフィ・キッド・ローですが、ここにきてルフィを信頼するようになったと思われます。
ここで重要なのが、それはなぜかということ。
それは単純にルフィが強いからではなく、ルフィの持つ、その場にいる者達を次々に自分の味方につける力ではないでしょうか。
この力は頂上戦争時にミホークが、この海において最も恐るべき力であると説明しており、今鬼ヶ島での決戦においても発揮し、キッドでさえも味方につけることに成功したと思われます。
さらに、前回1037話のラストで明かされた、世界政府が隠そうとした悪魔の実の名前。
その悪魔の実がゴムゴムの実のことを指しているとすれば、ゴムゴムの実に隠された力の正体が、その場にいる者達を次々に自分の味方につける力である、そんな可能性があるのかもしれません。
以上「第1038話について」の考察でした。
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