今回は、「1049話について」考察していきたいと思います。
カイドウの過去が公開された後、ついにルフィvsカイドウに決着が着いた1049話。
情報量が多かった分、考察する要素も多いです。
1049話から読み取れることについて、考察していきたいと思います。
こちらの記事を動画にしていますので、併せてどうぞ!
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カイドウには最後の大技がある?
第1049話の冒頭では、カイドウの意味深なセリフが描かれていました。
「よくここまで戦った!だが、お前に世界は変えられねェ」と話すカイドウ。
これが勝者のセリフならカッコいいシーンになる所ですが、カイドウは敗者。
そのため、このセリフには、何か尾田先生の意図が隠されているのではないでしょうか。
その意図として考えられるものとは、カイドウには最後の大技があることの伏線なのではないかということです。
カイドウは、1048話でルフィに向かって「溶けて消えるからだ」と言ったり、1049話で「お前に世界は変えられねぇ」と言ったりなど、まだ自分の勝利を疑っていません。
いくら世界最強の生物といえど、「ニカ」になったルフィを前に、その自信が最後まで消えないのには違和感があります。
なぜ、カイドウはそれほど勝利を疑わないのでしょうか。
これまでさまざまな考察がされてきたカイドウですが、その中の一つに、最後の「上戸」がある、というものがあります。
カイドウは、”8”という数字にこだわっているため、これまで出てきた「〜上戸」にも8つ目があるのではないかと考えられています。
そして、その8つ目の上戸こそが、カイドウの最後の大技であり、未だ勝利を疑っていない自信になっているのではないのでしょうか。
これまで出てきたカイドウの「〜上戸」には、「殺戮上戸」や「盗人上戸」などがありますので、最後の一つとして「窮地上戸」や「逆鱗上戸」など、変わった上戸が出てきてもおかしくないと思います。
今回の1049話で決着がついたかのように思われましたが、実はカイドウには最後の大技が残っており、全てをかけた悪あがきが行われるという展開も面白いかもしれません。
政府の“いぬ”とは?
第1049話で気になったカイドウのセリフの一つに、「なんで俺が政府の“いぬ”に?」というものがあります。
海兵として徴兵されたカイドウ。
当然カイドウは反発しますが、その時に先ほどのセリフを発していました。
しかし、「政府の“いぬ”」とは、もともと“王下七武海”に使われる言葉であり、海兵に使う言葉ではありません。
カイドウは、あえて「政府の“いぬ”」というワードを使っていたように思えるので、このセリフには伏線が張られていそうですよね。
「政府の“いぬ”」について考察した結果、カイドウには公にされたら困る重大な秘密があるのではないかと考えられます。
王下七武海とは、そもそも略奪行為を認められた海賊のことで、いわば海軍に守ってもらっている立場にあります。
海軍に守ってもらう代わりに海賊の抑止に力を使うのが七武海だとすると、カイドウも同じような役割だったと考えることができます。
カイドウの出身国「ウォッカ王国」にその秘密があるのか、カイドウ自体にその秘密があるのかは分かりませんが、「政府の“いぬ”」というワードから、カイドウには海軍に守ってもらわないといけない特別な事情があるのは間違いないと思います。
幼い頃から強かったカイドウには、武力的な護衛は必要ないと思いますので、世界政府が持つ権力を欲したのではないでしょうか。
世界政府は「情報操作・情報隠蔽」が得意技なので、ウォッカ王国の国王は、カイドウにその力を使ってもらおうとしたのかもしれません。
流石に、「四皇」の過去編があれだけで終わるとは思えませんので、もう一度カイドウの過去編が始まり、その中で「政府の“いぬ”」というワードに関する伏線も回収されると思います。
以上、「1049話について」でした。
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