こんにちは!ゆかりのワンピース考察部屋へようこそ!
今回は、「政府側のキャラクターに、覇王色の持ち主がいない理由について」考察していきたいと思います。
最近は、覇王色の覇気も纏って攻撃できることが分かり、一気に重要性が増してきた「覇王色の覇気」。
『ONE PIECE』という物語において重要な役割を担っていそうですが、なぜか世界政府側のキャラクターには1人も覇王色の持ち主がいません。
なぜ政府側には覇王色の持ち主がいないのか、徹底考察していきます。
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“王”の資質とは?
そもそも、覇王色の覇気とは何なのでしょうか?
作中では、数百万人に1人しか身につけられない選ばれたものの覇気だと説明されており、“王の資質”とも言われています。
これまで、“王の資質”=人の上に立てる資質だと解釈しており、一国の国王はもちろん、大海賊の船長や軍隊の大将などになれるものが持っているのではないかと考えられていました。
しかし、それではなぜ政府側のキャラクターに覇王色の持ち主がいないのかの説明ができません。
これまでの説明だと、海軍大将や元帥、CP-0やCP-9のキャラクターなども持っていないとおかしいので、やはり覇王色の覇気にはまだ分かっていない秘密があると思います。
そのため、私は“王の資質”とは、世界政府と対立していた「ある巨大な王国」の王になれる資質のことなのではないかと考察しました。
「ジョイボーイの王国」
オハラの天才学者クローバー博士によって存在が判明した謎の王国、「ある巨大な王国」。
分かっていることは、空白の100年に存在したことと、世界政府と対立していたことだけであり、それ以外はほとんど何も分からない状態になっています。
そんな巨大な王国ですが、空白の100年に存在していたこと、世界政府と対立していたこと、ジョイボーイは何らかの理由で人魚姫との約束を守れなかったことなどから、ある巨大な王国の王はジョイボーイであり、現世界政府に戦争で負けてしまったため人魚姫との約束を果たせなかったのだと考えられています。
これは、現在判明していることから推測した仮説ではありますが、「ある巨大な王国」の王がジョイボーイであり、覇王色は「ある巨大な王国」の王―ジョイボーイになれる資質があるものだけが身に付けられるのだと考えると、全てが繋がってくると思います。
世界政府と対立している「海賊」や「革命軍」にしか覇王色の持ち主がいないのも、これまでの仮説が正しいとしたら頷けますよね。
以上の理由から、世界政府側に覇王色の覇気を使える人がいないのは、覇王色の覇気が世界政府と対立していた「ある巨大な王国」の王になれる資質があるものの覇気だからではないかと考察しました。
覇王色の持ち主が全員ジョイボーイ候補だとすると多すぎる気もしますが、800年も経てば楔形に血縁は増えていくので、覇王色の持ち主が全員ジョイボーイの血を引いていると言われても不思議ではないと思います。
その中でもニカに選ばれたルフィこそ、特別な存在なのでしょう。
「シャンクスはやはり味方か?」
ここまでの考察が正しいとすると、やはり気になってくるのはシャンクスのことでしょう。
シャンクスは、覇王色の持ち主で、尚且つ作中最強クラスの威力を誇っているので、いわば世界政府と対抗する力が最も強いキャラクターであるという解釈をすることも出来ます。
シャンクスが五老星と面会していたり、シャンクスがゴムゴムの実をあえて世界政府の船から奪ったりしていたことから、シャンクスは世界政府と繋がっており、CPより信頼できるシャンクスに護送を任せたのではないかなど怪しい説が多くありますが、今回の考察からやはりシャンクスは味方であると言えると思います。
覇王色の強さは本人の器に比例すると言われているので、覇王色が強いシャンクスは、それだけ王としての器が大きいのだと思います。
流石に、世界政府が敵国の王最有力候補のことを心から信用することはないと思いますので、五老星とシャンクスの繋がりも、お互いの目的を達成するための表面的な繋がりなのは間違いないはずです。
そのため、やはりシャンクスはルフィたちの味方であり、ルフィや読者を思わぬ形で裏切ることはないのではないかと考えました。
しかし、巷では「シャンクス2人説」というものが囁かれており、私たちが知る“善“のシャンクスと、尾田先生しか知らない”悪“のシャンクスがいるのではないかと考えられています。
もし、悪側のシャンクスが覇王色を持たないキャラクターだった場合、五老星たちが敵対視する理由も無くなってしまいますので、本当にシャンクスが2人いた場合は、悪側のシャンクスと戦う展開はあると思います。
どちらにせよ、「強い覇王色を持つシャンクス」がいるのは間違いないので、少なくともそのシャンクスだけはルフィたちの味方になってくれそうですね。
以上、「世界政府側に、覇王色の覇気を使える人がいない理由について」でした。
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