こんにちは!ゆかりのワンピース考察部屋へようこそ。
そして、今回の考察ですが「海軍本部機密特殊部隊SWORDについて」考察していきたいと思います。
結論から言うと、SWORDは革命軍と繋がっており、天竜人直属の護衛CP-0に対する対抗手段であると考えられるわけですが、なぜそのような考えにいたるのか。
今回SWORD、革命軍、CP-0、そして海軍中将ガープについて深く掘り進めていきたいと思います。
革命軍について
まずは革命軍についておさらいをしておきましょう。
ルフィの父、モンキー・D・ドラゴンが総司令官を務める革命軍。
第587話でのドラゴンの「自由の為、共に戦う意思のあるものはこの船に乗れ!!!」というセリフから、革命軍の目的は「自由」であることが分かっています。
またロビンの説明では「世界政府を直接倒そうとしている力」であるとされており、第904話にて革命軍No.2のサボが天竜人への宣戦布告を宣言していることから、世界政府及び天竜人を倒して自由をつかみ取るための組織であるようです。
SWORD(ソード)について
次にSWORDについておさらいです。
SWORDの隊長は堕ちた海軍将校X・ドレーク。
2年前シャボンディ諸島にて、黄猿はドレークのことを本気で蹴り飛ばしています。
大将の黄猿ですらSWORDの存在を知らなかったところをみると、その機密性は相当のものだということが分かりますよね。
また、ドレーク以外のメンバーはコビーだけが判明しています。
そんなドレークの異名は「赤旗」なわけですが、この赤旗というのは「革命」を意味します。
というのも、18世紀のフランス革命にて一般市民らが赤旗を掲げて戦ったことから、赤旗は革命の象徴だと言われているのです。
また、フランス革命時のスローガンは「自由・平等・友愛」であり、フランス革命によって崩壊した絶対君主制は、王が絶対的な権力をもっているという制度です。
絶対君主制からは天竜人を、フランス革命のスローガン「自由・平等・友愛」からは革命軍を連想できます。
そして、そんなフランス革命の象徴とドレークの異名が「赤旗」で同じということは、ドレークと革命軍、つまりSWORDと革命軍が繋がっていると考えられるのです。
SWORDと革命軍の繋がりが見えたわけですが、実は海軍中将ガープもSWORDに関与していると考えられます。
その根拠は大きく2つあります。
それはこちら!
- ガープの思想
- ドラゴンと連絡を取り合っていること
海軍中将ガープもSWORDに関与している理由
海軍中将ガープもSWORDに関与しているの1つ目の根拠は、ガープの思想です。
ガープは大将への推薦を何度も断っているのですが、その理由は天竜人直属の部下になりたくないからだと、第957話にて明かされました。
また、映画ストロングワールドの特典で配られた零巻でガープは「自由にやるのにこれ以上の地位はいらん」と言っています。
つまり、ガープは天竜人が嫌いであり、自由にやりたいという思想を持っているのです。
2つ目の根拠
2つ目の根拠は、ドラゴンと連絡を取り合っていることです。
第432話、ガープが登場し、革命家ドラゴンがルフィの父であるという衝撃事実が明かされたわけですが、その時ガープは次のように言っています。
「ローグタウンで見送ったと言っておったぞ!」。
なぜ海軍中将とその敵である革命軍のトップが連絡を取り合っているのでしょうか。
いくら家族とはいえ、2人が連絡を取り合うのはリスクが大きすぎます。つまり、ガープと革命軍には何らかの関わりがあり、その目的のために連絡を取り合っていたと考えられるのです。
その目的こそが、SWORDと革命軍の情報共有なのではないでしょうか。
先程SWORDと革命軍の繋がりが見えたわけですが、その接点がガープなのです。
となるとガープとSWORDも繋がっていることになるわけですが、ガープの思想が「天竜人嫌い」「自由」であること、そしてガープの愛弟子コビーがSWORDの隊員であることを考えると納得できる話です。
つまり、ガープもSWORDの一員であり、「打倒世界政府・天竜人」「自由」という共通の思想の元、ガープとドラゴンが連絡を取り合うことによって世界政府の動きを共有していると考えられるのです。
突如登場したCP-0
新世界編で突如登場したCP-0。
全身真っ白な衣装でマスクをかぶっており、天竜人直属の護衛であるとされています。
この“イージス”というのは、ギリシャ神話の中で世界の王ゼウスがアテナに与えた「盾」のことを意味します。
このイージスが名前に入るCP-0は、天竜人を守る「盾」。
そして「盾」の反対は「剣」。
つまりSWORDは、天竜人に対する攻撃ととらえることができます。
つまり、SWORDの目的は、天竜人を守るCP-0、及び天竜人そのものを倒すことだと考えられるのです。
CP-0とドレーク
以上のことからも、革命軍とSWORDの繋がりがより濃厚になるわけです。
また、第1032話ではCP-0とドレークが対峙しており、次のような会話をしています。
CP−0「X・ドレーク、お前の正体を我々が知らないとでも」
ドレーク「なら言い訳でもしたらどうだ」
CP−0「”不都合“は消すのみ」
CP-0はドレークの正体、つまりSWORDという組織の存在を知っており、そんなSWORDのことを“不都合”な存在だと認識しているのです。
やはり、SWORDとCP-0は敵対していると考えて間違いないでしょう。
さいごに
今回は「海軍本部機密特殊部隊SWORD」について考察しました。
SWORDは革命軍と繋がっており、CP-0に対する対抗手段であるという可能性は高いと思います。
ガープは現在黒ひげのいる海賊島に向かっていて、その戦いの結末も気になりますし、そこにクザンはどう関わってくるのかも気になりますよね。
最後の大きな戦いに徐々に近づいていますが、ワクワクは止まりません!
以上が「海軍本部機密特殊部隊SWORDについて」の考察でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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